中部の旅は、電車で城下町や温泉街を歩く日もあれば、湖を眺めるホテルにこもる日、車で高原へ向かう日もあります。同じエリアでも、行き先によって旅の時間の使い方が大きく変わります。
これまでに実際に訪れた静岡・愛知・福井・山梨・三重には、街歩き、1泊2日の周遊、温泉宿での食事、ホテル滞在、キャンピングカーでの車中泊という異なる楽しみがありました。
どこへ行くか迷っている方へ、移動手段や滞在時間、旅で重視したいことから5県の違いをお伝えします。
- 電車で城下町や海辺を歩く
- 車で1泊2日の観光地を巡る
- 温泉宿や湖畔ホテルでゆっくり過ごす
- 高原でキャンプ・車中泊を楽しむ
中部旅行はどこを選ぶ?
行き先の幅が広いのは静岡です。熱海を徒歩で巡る短い旅から、浜松・浜名湖の1泊2日、伊豆でホテルそのものを楽しむ滞在まで、日数と交通手段に合わせて組み立てられます。
街歩きとご当地グルメを重ねるなら愛知、温泉と食事を旅の中心に置くなら福井や三重が候補になります。山梨では河口湖を望むホテルで過ごす時間、高原へ車で向かう愛知の旅では自然の中での車中泊が主役です。
観光地をいくつ巡るかだけでなく、「街へ出たいか、宿に長くいたいか」「電車か車か」を先に決めると、自分に合う地域が見えてきます。
静岡|街歩きからホテル滞在まで選択肢が多い
車なしで海辺の街を歩きたい日は熱海へ。駅周辺のスイーツや来宮神社、熱海サンビーチを巡り、夜は花火が見える宿に泊まると、昼の街歩きから夜の景色まで一つの旅につながります。
車で動ける1泊2日なら浜松・浜名湖が似合います。実際に巡ったときは、1日目に浜松餃子を食べて竜ヶ岩洞へ、2日目は浜名湖ガーデンパークとうなぎを組み合わせました。観光を詰め込まずホテルを目的地にしたいなら、伊豆のアンダの森という選択肢もあります。大人4人で泊まり、チェックイン前後も館内で遊んだ滞在です。
静岡駅や浜松駅を使う日は、実際に訪れたカフェをランチや休憩に組み込めます。熱海・浜松・伊豆・静岡駅周辺それぞれの旅の組み立て方と10記事への入口は、静岡観光まとめにまとめています。
愛知|城下町・名古屋グルメ・高原キャンプ
愛知では、行く場所によって街歩き、グルメ、高原でのアウトドアという3種類の旅ができます。車なしの日帰り旅なら、名鉄の犬山城下町きっぷを使う犬山へ。犬山城の入場券やクーポンを使い、着物で城下町を歩きながら食べ歩きを楽しみました。

城下町では、ハート形の絵馬で知られる三光稲荷神社にも立ち寄れます。犬山の一日とは分けて、名古屋でみそかつを味わいたい方には、半年で4回訪れて栄セントライズ店・名古屋駅名鉄店・名古屋駅エスカ店の混雑を比べた矢場とんの実食記があります。
市街地を離れて自然の中で泊まりたいなら、つぐ高原グリーンパークでのキャンピングカー車中泊へ。電源付きサイトでヒーターを使い、焚き火台を借りて過ごした体験なので、寒い時期の装備や場内設備も含めて旅の様子を想像できます。
福井・三重|温泉を旅の主役にする
観光地を次々と回るより、温泉と食事に時間を使いたいときは福井の芦原温泉へ。清風荘では露天風呂付き客室「蘆庵」に泊まり、部屋で湯に浸かる時間まで含めて宿を楽しみました。

冬の食事を重視する方は、実際に食べたずわい蟹尽くし会席の流れが分かる清風荘のかにプランへ。宿泊せず温泉だけ楽しみたい場合は、芦原温泉の施設を比較した日帰り入浴の記事が旅の組み方を変えてくれます。
観光と温泉を一続きにしたいなら三重です。対泉閣は赤目四十八滝の入口から徒歩約3分。滝を歩いたあと宿へ戻り、伊賀牛を中心にした創作会席と温泉を楽しめるため、自然散策も宿での時間も譲りたくない大人の旅行に合います。私が泊まった「楓韻の館」の客室や、改装されたロビー、ラウンジで過ごした様子も宿選びの材料になります。

山梨|河口湖を眺めながらホテルで過ごす
山梨では、観光地を詰め込むより河口湖のそばでゆっくりしたい日に、富士レークホテルへ泊まりました。実際に選んだのは西館のリニューアル和洋室。窓いっぱいに河口湖が見え、部屋にいる時間そのものが旅の思い出になりました。
夕食のライブキッチンでは寿司やステーキを味わい、朝は自家製パンを含むビュッフェへ。新しくモダンな西館と、チェックアウトが1時間遅く比較的費用を抑えやすい東館の違いもあるため、眺めだけでなく部屋の新しさや滞在時間から選びたい方に向いています。

迷ったときの中部旅行の選び方
交通手段と旅で使いたい時間を先に決めると、候補を絞りやすくなります。
- 車なしで街を歩きたい:熱海・犬山
- 車で1泊2日を巡りたい:浜松・浜名湖
- 温泉宿で食事を楽しみたい:芦原温泉・赤目温泉
- ホテル内でゆっくり過ごしたい:伊豆・河口湖
- 自然の中で車中泊したい:つぐ高原
街歩き・温泉・食事・宿・自然のどれを旅の主役にするか考えてから、最後に行き先を決めてみてください。
中部旅行の行き先を決めよう
短い街歩きから周遊旅行、ホテルで遊ぶ滞在まで選択肢が多いのは静岡です。愛知は城下町・名古屋グルメ・高原、福井と三重は温泉と食事、山梨は湖畔のホテルと、ほかの4県は旅の主役が比較的はっきりしています。
最初に「移動して巡りたいか、同じ場所でゆっくりしたいか」を決めると、次に読む旅の記録を選びやすくなります。
