鞍馬寺と貴船神社は、どちらも京都の有名観光スポットです。
本記事ではこんな疑問を解決します。
- 鞍馬寺から貴船神社まで歩いて何分?
- 鞍馬寺と貴船神社はどちらから行くのがおすすめ?
- 鞍馬寺から貴船神社までの徒歩ルートは?
鞍馬寺は、源義経(幼名・牛若丸)が7歳から16歳まで過ごしたとされています。鞍馬山にある奥の院参道には、義経が天狗に兵法を習ったとされる僧正ガ谷があります。
貴船神社は京都でも指折りの古社。「運氣隆昌、えんむすび、諸願成就」のご利益があるとされています。
本記事では、「鞍馬寺」も「貴船神社」も行きたい!という方に向けて、
徒歩での所要時間や順番、ルートをまとめています。
京都でおすすめの(実際に泊まった)宿はこちら。
※この記事では観光庁や政府広報オンラインが発信する情報を基に、旅行業法を遵守している旅行業登録者業者を主に掲載しています。
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鞍馬寺から貴船神社まで歩けるの?
鞍馬寺も貴船神社も行きたい!でもバスだとアクセスが悪いね。歩いて行けないのかな?
鞍馬寺と貴船神社は鞍馬山を挟んで東と西に分かれているため、交通手段を使おうとすると一旦Vの字で戻らなくてはなりません。
実はこの2つ、歩いていくことができます!
鞍馬寺から貴船神社へ続く1.5kmの道を奥の院参道といいます。
道中には、源義経が奥州へ行く際に背比べしたとされる「背くらべ石」、義経が幼少のころ天狗と修業したとされる杉の木の根が地上に露出した「木の根道」、そして最後には「魔王殿」があります。
奥の院には見どころがたくさん!やっぱり歩いて行きたい!
鞍馬寺から貴船神社まで徒歩で何分かかる?
足元の悪い真冬でしたが、健康な自分の足だと、鞍馬寺から貴船神社まで50分で行けました。
私は道中で「背くらべ石」「木の根道」「魔王殿」などを観光しつつ写真撮りながら歩いたので、もしまっすぐ行けば40分程度で着いたと思います。
鞍馬寺と貴船神社はどちらから回ると良い?
鞍馬寺と貴船神社は、どちらからでも回れます。
どちらにしても奥の院と呼ばれる1.5kmの道を歩くことになります!
ですが、鞍馬寺から貴船神社へ向かう方が、下りの時間が長くなるので楽だと思います。
鞍馬寺から鞍馬寺まで冬でも徒歩で行ける?
粉雪が舞う真冬でも、鞍馬寺から貴船神社まで問題なく歩けました。
舗装されているので、足元に気をつければ特に危ない道ではありません。
履き慣れたブーツでも大丈夫でした!笑
鞍馬寺から貴船神社までの行き方・ルート・順番は?
鞍馬寺から貴船神社までの行き方をまとめます。
道中の所々で看板が立っているため道に迷うことはありません。
ケーブルカーは1口200円寄付、20分間隔での運行です。
鞍馬寺本殿の左奥にある奥の院参道入口からスタート
義経がこの石と背くらべをしたと言われています。
義経が幼少のころ天狗と修業したとされる杉の木の根が地上に露出しています。
台風で倒れてしまったそう。樹齢1000年以上の大杉です。
義経と天狗はここで出逢ったと言われています。
魔王尊が650万年前に金星からこの地に降り立ったと言われています。
下に見える屋根と黒門が鞍馬寺西門です。到着!
橋を渡って右に進みます。
鞍馬寺西門から徒歩1分で貴船神社に到着です。
鞍馬寺から貴船神社までハイキング実際にしてみた!
雪が降る真冬、実際にブーツとロングスカートという超軽装備で、無謀なハイキングをしてきました!
本当は歩くつもりなかったんだけど、実際に行ってみたら冒険心が湧いてきて…おかげでブーツとロングスカートという超軽装備になっちゃった!
意外と普段の格好でも歩けるんだね!わざわざハイキング用の格好にしなくてもいいかも。
道中の観光スポットと所要時間を紹介します。
奥の院参道入口からスタート
まずは鞍馬寺本殿で参拝。ふと左奥を見ると、ありました。
奥の院参道!これが入り口か…。
貴船は奥の院より600Mって書いてある。
(え、本当…?そんな近い?いけるじゃん!)
騙されました。
これは奥の院参道という道のことではなく、(奥の院)「魔王殿」のことを指しています!
実際は1.5kmあるのでそんなに甘くないです。
気を取り直して、レッツゴー!
石段なので登りやすいです。
と思いきや、意外と続く上り階段。
普通に辛い。
彼氏に置いてかれた。
9分ほど続きます。苦行だ!
(実際は難易度低めの階段です)
背くらべ石へ
スタートから10分、「背くらべ石」に到着。
幼い義経がこの石と背比べをしたと言われています。
かなりちっちゃいな…。坊やだ!
木の根道へ
背くらべ石から、徒歩1分もせずに着くのが「木の根道」。
義経が幼少のころ天狗と修業したとされています。
本当に修行にぴったりな場所だ…!!!
案内看板によると、木の根道を守るため出来るだけ踏まないようにとのこと。
私も木の根を跨ぐようにして前進しました。
大杉権現社へ
「背くらべ石」から「木の根道」を跨ぎ、徒歩5分。
スタートから徒歩17分。
「大杉権現社」がありました。
正確には跡地です。
2018年の台風によって社殿や残っていた大杉は倒れてしまったみたい。
倒れても相当立派だったことが見て分かる大杉なので行ってみてください!
至る所に案内看板があります。
このまま右方向に行くと魔王殿に着くらしい。
迷う心配なし!
僧正ガ谷不動堂へ
辛かった上り坂が終わり、いよいよ下り坂のスタート。
上りの時間はおよそ20分弱でした。
とはいえ運動不足の体には普通に辛い。笑
「大杉権現社」から7分、スタート地点から23分。
「僧正ガ谷不動堂」に到着しました。
ここで義経と天狗が出逢ったと言われています。
こんな感じで義経は天狗と修行していたかもしれない…。
(たぶん違う)
貴船まで806M、スタート地点の本殿まで711M。
ほぼ半分まで進みました!
この時点で、スタートから23分経過。
魔王殿
「僧正ガ谷不動堂」から7分。
京都でも最高クラスのパワースポットとして知られる「魔王殿」に到着。
なんとなく感じるような…感じないような…。
スタートから33分。
ここまできてしまえば、5分の3まで進んでいます!
貴船神社まであと647M。
鞍馬寺西門を目指す
「魔王殿」より先に観光スポットはありません。
ここからは貴船までひたすら山を下って行きます。
川の音が聞こえてきました。
貴船川だ!自然と足取りも軽くなります。
そろそろかな〜♪
鞍馬寺西門へ
鞍馬寺西門はもうすぐそこ。
ご機嫌でゴールイン!
スタートからここまで、45分でした。
西門のすぐ前にある貴船橋を渡ったら、貴船神社です。
貴船神社到着
スタートから50分、貴船神社に到着しました。
鞍馬寺から貴船神社までブーツでも歩けた!
結論、鞍馬寺から貴船神社までの所要時間は徒歩50分でした。
道中の観光スポット「木の根道」「背くらべ石」「魔王殿」などの写真を撮りながら進んでこの所要時間なので、まっすぐ行けば40分くらいで行けるかと思います。
バスと徒歩で行こうとするとタイミングが合わないこともしばしば…。
↓こんな大回りをするのも勿体無い気がしますよね。
旅行好きで足腰に自信のある方であれば、観光も兼ねて徒歩で貴船神社まで行くことをおすすめします。
- 運動不足でもOK!
- ブーツでもOK!(オススメはしないけど)
- ロングスカートOK!(オススメはしないけど)
- 冬でもOK!
- 雪が降っててもOK!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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