おがさわら丸は船酔いする？2等寝台に乗ってみた！【旅行記ブログ／小笠原諸島・父島】

この記事では、「これからおがさわら丸に乗る！」という方に向けて、実際に2022年に小笠原諸島を旅行してきた私が、

• おがさわら丸って船酔いするの？
• ２等寝台ってどんなクオリティなの？

といった疑問にお答えします。

結論、船酔い予防ならアネロンニスキャップがおすすめ。

小笠原諸島の船乗りさんのお墨付きです。

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おがさわら丸は船酔いする？実際に乗ってみた

2022年夏、おがさわら丸に乗ってきた実体験をまとめたいと思います。

船はどれくらい揺れる？

船揺れはその日の天候によります。

私が乗船した時は、ちょうど小笠原諸島沖で発生した台風が本州に向かって勢力を強めているところでした。

案の定、海は次第にしけていき、夕方にはものすごく船が揺れました。

あまりの波の強さで、船内では「デッキを封鎖します」とアナウンスが流れました。

台風・大雨の時は、まっすぐに歩行できないほど船が揺れます。

夕飯も船揺れが強くて喉を通らない…。

ご飯は常に完食する彼も、この日ばかりは船酔いでダウンしていました。

そんな時におすすめの酔い止めはエスエス製薬のアネロンニスキャップ。

私はこれを飲んでいたので、夕食も完食できました！

おがさわら丸が欠航になることはある？

乗客の安全が確保できないほど悪天候の際は、おがさわら丸は欠航になります。

実際に2017年の春、私が予約していたおがさわら丸が台風の影響で欠航になりました。欠航の連絡が来たのは、出航前日。恐るべし台風！

旅行者としては前日に欠航が決まるのは正直かなりショックです。

でも裏を返せば、安全管理を怠らず、その判断がきちんとなされているということ。そういった意味では安心ですね。

秋〜冬は船が大きく揺れる

おがさわら丸のスタッフから聞いた話によると、11月〜2月は、台風関係なく船揺れするそう。

「秋冬は毎日、夏の台風時と同程度に揺れます！」と言っていました。

船酔いを防ぐには？

船酔いを防ぐには、以下の3つの対策がおすすめ。

船揺れ時は、寝ている体勢が一番楽でした。

また、ゲームを始めたら途端に船酔いしたので、悪天候時はおすすめしません。

おがさわら丸におすすめの酔い止めは？

【指定第2類医薬品】アネロン「ニスキャップ」 9カプセル

おすすめの酔い止めはエスエス製薬のアネロンニスキャップ。

小笠原諸島の海ツアーガイドのお墨付きです。

毎日船に乗る方々も、この酔い止めが一番効くと言っていました。

14歳以下には、子ども用のアネロンニスキャップ(子ども用)があります。

おがさわら丸の2等寝台は女性でも耐えられる？

おがさわら丸の２等寝台は、女性でも耐えられるレベルの環境なのでしょうか？

結論から言うと、最高ではないけど耐えられます！

おがさわら丸の2等寝台の広さは？

おがさわら丸の２等寝台のベッドサイズは、幅80cm×長さ200cmです。

通常シングルベッドのサイズは、幅97cm×長さ195cmです。

シングルベッドと比較すると

「幅が17cm狭くて、長さは5cm長い」

計算になります。

2人で寝ようとすると、めちゃくちゃ狭い！

2等寝台では相部屋になる？

2等寝台では、2段ベットが対面で並んだ状態の小部屋になっています。

小部屋にドアはなく、長い通路からそれぞれの部屋へ直結しているスタイルです。

定員は4名×65部屋。

もちろん相部屋なので、向かいのベッドや自分の上下に他の乗客が寝ることになります。

一人一人のベッドには、分厚いカーテンがついていて、電気とコンセントも完備。

若干狭いですが、カーテンさえ閉めてしまえば、他人の存在はそこまで気になりません。

おがさわら丸にレディースルームはある？

おがさわら丸の2等寝台では、レディースルームの用意があります。

事前予約制なので、希望する場合は忘れずに申し込むようにしましょう。

【おがさわら丸の過ごし方】実際に24時間過ごしてみた！

実際におがさわら丸で24時間過ごしてみました。その時の記録を写真付きで紹介します。

1.竹芝出港

午前11:00、竹芝を出港。

出発後、しばらくはデッキで東京湾の景色を楽しみました。

東京湾は波も穏やかで、風が気持ち良い。

デッキに出ている乗客も多数見受けられました。

2.船内レストランで昼食

PM12:30、船内レストランで昼食。

船内には2つの飲食スペース「レストランChichijima」と「ラウンジHahajima」があります。

どちらでも昼食をとることが可能ですが、メニューが多いのはレストランChichijimaです。

レストランおすすめの島塩ラーメン(900円)をいただきました。

3.ベッドで昼寝

PM13:00、ベッドでお昼寝。

船内は電波が飛んでいません。

そのため出来ることが限られており、結局昼寝しました。笑

仕事をしていると、普段はランチもほどほどに、慌ただしく13時から会議…。

そんな忙しい毎日を過ごす社会人生活を送っていませんか？

昼食後に腹が満たされた状態で、2時間も昼寝できるなんて贅沢の極み…。笑

4.フリータイム

PM15:00、フリータイム。

船内を探検したり、ベッドでゲームをしたり、思い思いの時間を過ごしました。

この時から台風の影響で次第に揺れが強くなり、吐き気を催したのでゲームは1時間で辞めました。

5.船内デッキで夕日鑑賞

PM17:30、デッキで夕日鑑賞。

日没の時間です。デッキには大勢の人が日が集まり、日が沈むのを待っていました。

この日は台風の影響で、波も風も強く、船はアトラクション並みに揺れています！笑

船酔いがきつければデッキに出て進行方向を見ましょう。船が揺れるタイミングが分かり、若干酔いが収まりますよ。

6.船内でシャワーを浴びる

PM18:30、船内でシャワーを浴びる

おがさわら丸には男女別のシャワールームが完備されています。

シャワーは3つずつ。脱衣所とドライヤーもついています！

リンスインシャンプーとボディソープも無料。

でも、リンスインシャンプーはギシギシするので、トラベルセットを持っていくのがおすすめです。

↓大好きなボタニストのトラベルセット

7.船内レストランで夕食

PM19:30、船内レストランで夕食

昼食と同じく「レストランChichijima」で夕食をとりました。

選んだのはレストランおすすめの島塩ステーキ。

別付けで小笠原諸島の塩がついてきます。

8.就寝

PM21:00、就寝

台風のせいで夜になると次第に船の揺れもひどくなり、何もしていなくても気持ち悪い…。

ならば早く寝てしまおうということで、PM21:00には床につきました。

9.船内デッキで日の出鑑賞

AM5:00、船内デッキで日の出鑑賞。

翌朝は船内デッキで、日の出を見ました。

この頃にはすっかり台風も過ぎ去り、波も穏やかに。

10.船内レストランで朝食

AM8:00、船内レストランで朝食。

本当は「ラウンジHahajima」で朝食をとる予定でしたが、行ってみると大行列。

朝は「ラウンジHahajima」が人気のようです。

しぶしぶ、昨日も利用した「レストランChichijima」へ。

量・値段・味においてすべて満足できるような朝食でした。

11.父島・二見港到着

AM11:40、父島到着。

到着予定時刻より40分遅れて、父島へ到着。

港には宿の方が大勢迎えにきてくれていました。

自分が宿泊する宿の名前が書かれた看板を探すのがなんだか嬉しい。

約25時間ぶりの陸地に、感動です！

おがさわら丸での過ごし方と実体験まとめ

おがさわら丸の船内過ごすなら、船内探検・夕日鑑賞・朝日鑑賞・レストラン利用・ラウンジ利用がおすすめ。

また、実際におがさわら丸に乗ってみてわかったことは以下の4つです。

最後まで読んでいただきありがとうございました！

おがさわら丸で皆さんも楽しいひとときを過ごせますように♪

おまけ。

船内の壁に可愛いカメのイラストがあるよ！

探してみてね！

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